能登半島の北で寒い冬に日本酒を造ります。100年以上の歴史のある酒蔵で能登杜氏による伝統が息づいています。

石川県の奥能登で受け継がれる能登杜氏の技
地酒・酒粕・おばあちゃんの味


松波酒造の酒造りについて

松波酒造は明治元年より能登半島の先端、能登町松波で能登杜氏による酒造りを続けています。 ブランド名の「大江山 おおえやま」は、先祖が京都の大江山より「酒呑童子のごとく豪快に酒を呑んで欲しい」と願いつけました。 約120年経った今でも昔ながらの道具を大切に使い、手作りの極寒仕込をしています。

冬の松波酒造
使用する酒米は酒造好適米の石川産「五百万石」と兵庫産「山田錦」です。 水は100年以上守り続けている井戸水を使っています。 普通酒(旧二級酒)から本醸造酒純米酒吟醸酒大吟醸酒のお酒を造っています。 季節限定のにごり酒・しぼりたて生原酒もあります。


米は大きな昔ながらの甑(こしき)で蒸し、大型機械は使わずにほとんどが手作業で行われています。 モロミを搾るのは木製の槽(ふね)という道具です。 酒粕も一枚一枚手作業で粕袋より取り出しています。

 

 

能登半島の地酒について

能登は昔から杜氏や蔵人の多い地域です。 そのため各蔵が切磋琢磨しながら全国的にもレベルの高い品質のお酒を造っています。

見附島

 

特にこの能登町(旧内浦町)は能登杜氏発祥の地と呼ばれています。  豊かな自然と美しい空気、都会ではあまり口にできない新鮮な季節の山の幸や海の幸が身近に感じられる所です。 そのような土地で静かに醸されたお酒です。  能登を訪れた時にはお食事や風景と共に楽しいひと時を大江山と味わって欲しいと思います。

 

 

 

極寒仕込みの酒造り


酒造りは中村嘉夫杜氏、蔵人の桶谷さん、畑下さんを中心に、社長・社員皆で行います。 泊まり込みで行われるので、おいしくて栄養のある食事作りも大切な仕事なのです。

 

 

2004年12月から2005年3月の様子は大江山の酒楽日記「2005酒蔵風景」、2005年12月からの酒蔵の様子は大江山の酒楽日記「2006酒蔵風景」にて。

 

12月から3月までの風景を簡単に説明します。

 

 

酒蔵内にある井戸より汲み上げた水で米を洗います

大きな樽やタンクに酒米を入れます

布に米を乗せて揺すります

洗米 せんまい

杜氏が決めた時間で水を吸水させます

浸漬 しんせき

○酒米は兵庫産山田錦や 石川産五百万石を使用しています ○吟醸用の酒米を麻布に乗せて 水で洗います

○一定時間水に漬けます

米の種類や室温も考慮します

伝統的な和釜甑(わがまこしき)で蒸しを行います

蒸しあがったばかりの米を掘り出します

米は熱く、力仕事です

蒸米

放冷機に乗せて米の温度を下げます

放冷

○甑(こしき)で酒米を蒸します。 セイロのような物です。

多い日で700kgあります。  計り分けたら放冷機にのせます。

○手作業で米全体の温度を一定に下げます

蒸米は、麹菌を増殖させる「麹米」と 麹菌に分解される役割を持つ「掛米」に分けます

中村嘉夫杜氏です。室で麹を作ります。

麹つくり

 

独特のすじを入れます 2日間かけて作ります
○「麹米」は「室 むろ」という室温約30℃の場所で約2日間かけて作られます。 蒸米に麹菌を混ぜ、 温度調節を行いながら全体に菌を繁殖させます。 やがて米の周りに白い斑点が見えてきます。

「仕込み蔵」で蒸米・麹米・水・酵母をタンクに入れ、「添・踊り・中・留」に分けて行います

仕込み蔵

仕込み蔵

麹と蒸米は麻布で運びます 酵母の醗酵過程で泡が高くなります
泡が高い為、泡傘と泡消し機を付けます 泡は元気な酵母の塊です モロミ期間約20日で搾られそうです
○約2週間温度管理(約10℃)を行い、泡の様子・アルコールの増加・ボーメ(甘辛)を分析します。 時々「櫂 かい」という棒を入れ上下にモロミをかき混ぜます。 糖化と醗酵が進むと泡の状態が変化し、 炭酸ガスが発生します。タンクから溢れる高さまで泡が増えます。(高泡)  醗酵が後半になると泡の高さも下がり始めます。(落泡)

「槽 ふね」という昔ながらの道具を使い、 2日間かけてモロミをお酒と酒粕に分けます

槽にモロミをポンプで送ります

粕袋からモロミが染み出します

ふなしぼり 上槽 下に集まった新酒がタンクへと流れます

ふなしぼり
○醪を「粕袋 かすぶくろ」に入れ槽の中に並べます。粕袋には約9L入り、約400袋入れます。 上から圧力を加えることで袋からお酒が染み出し、たれ口から溢れ出ます。 タンクに集めてポンプで貯蔵タンクに送ります。

槽に残った粕袋から酒粕を取り出します

朝仕事に粕抜きを一気に行います

槽場 粕抜き

袋の繊維の跡が付いてます

新粕は板粕とも呼びます

板粕1kg400円

○槽の中の粕袋を取り出し、1枚ずつ内側をはがしながら酒粕を取り出します。  うまい人は割らずに長いまま取り出します。 量を量り、切り揃えて商品となります。

瓶詰め・ラベル貼り

火入れ後瓶詰 検瓶灯で傷と汚れをチェック 一升瓶は機械でラベル貼り

○火入れ後に1本ずつ検瓶灯で傷や汚れをチェックし、ラベルが貼られます。

できたては熱々です  720mlなどは手張りラベル
○熱燗のいい香りが漂っています。 1升瓶の上撰と能登の酒は機械でラベルを貼りますが、それら以外は全て手貼りです。

酒蔵見学できますよ

酒蔵見学 約20分ほど見学します おすすめを試飲!
○簡単にお酒の説明をします ○仕込みタンクをのぞいています ○新酒や大吟醸の試飲! 冬季は甘酒もありますよ

 

 

「大江山」松波酒造の通販サイト(通信販売)酒蔵からの薫りのページです

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